









里親とは、親の病気や離婚、虐待などさまざまな事情により、家族と暮らすことができないこどもを家庭に迎え入れ、温かい愛情と正しい理解をもって育てる家庭のことです。こどもの幸せを第一に考えた、大切な制度です。


日本には家族と一緒に暮らすことが難しく、社会全体で育てていく必要のあるこどもたちが約4万人以上います。その多くは、児童養護施設などで生活しています。こどもたちをより家庭的な環境で育てていくためには、まだまだ多くの里親の力が必要です。


こどもが健やかに成長するためには、「特定の大人との安定した関係(愛着)」が欠かせません。信頼できる大人と共に暮らすことで、こどもは安心感を得て、人を信じる力を育んでいきます。そのため、あたたかい家庭的な環境で育つことができる「里親家庭」の存在が、とても大切なのです。


里親は、特別な資格や豊かな経済力がなければなれないものではありません。こどもを大切に思う気持ちと、家庭として迎え入れる環境があれば、共働き家庭や子育て経験のない方でも里親になることができます。地域や専門機関のサポートを受けながら、こどもと共に歩んでいくことができます。





里親センター糸は、里親制度の普及啓発からこどもと里親の橋渡し、自立支援まで、一貫してこどもと里親を支える拠点です。児童福祉法に定められた「里親支援センター」という種類の児童福祉施設です。担当する地域は三重県内の南勢志摩地区(伊勢市、鳥羽市、志摩市、玉城町、度会町、大紀町、南伊勢町)です。

イベントや広報を通じて、地域の皆さんに里親制度を知っていただき、こどもを支える温かい家庭の大切さを伝えています。

里親を希望される方や、すでに里親として活躍されている方へ、必要な知識やこどもとの関わり方を学べる研修を行っています。

こども一人ひとりの状況や気持ちを大切にしながら、安心して生活できる家庭と出会えるよう、里親との橋渡しをしています。

定期的な訪問や相談を通じて、里親家庭の子育てを支援しています。困りごとに寄り添い、安心して暮らせる環境を一緒につくっています。

進学や就職など、こどもたちが社会へと歩み出す準備を応援し、安心して将来を描けるように、一人ひとりに寄り添っています。






養育里親は血のつながりのないこどもを預かり、24時間365日、寝食を共にします。こどもの命を守り生活する中では様々な問題や苦労もあり、また喜びもあります。私たちは20年以上にわたり、多くのこどもたちを社会に送り出してきました。
里親として苦労もありますが、私たちと一緒に里親になってくれる勇気がある方は、里親センター糸にご連絡ください。

最初に来たときはどんな所かも誰なのかも分からぬまま、ただ不安でしかありませんでした。それに知らない人との生活もそうですが、一番は母と離れたさみしさがありましたし、里親さんの所に来る前みたいに殴られないかとかいろいろと先の不安もありました。ですが、実際に住んでみたら里親さんは私を本当のこどものように愛情を注いで育ててくれました。ちゃんと叱る時は厳しく叱ってくれましたし、褒める時はちゃんと優しく褒めてくれましたし、何か自分ができたときは自分の事のように喜んでくれたりしました。本当にここまで育ててくれた里親さんには感謝しかありません。



